石岡市議会 2022-09-15
令和4年第3回定例会(第6日目) 本文 開催日:2022-09-15
続く
討論において、
議案に
反対の
立場から3名の
議員の
討論がございました。
討論の後、
起立による
採決を行ったところ、
起立少数で否決すべきものと決した次第でございます。
以上が、
複合文化施設建設特別委員会に
審査付託されました
議案第81号の
審査の
経過並びに結果の
報告でございます。
議員各位におかれましては、よろしくご
審議を賜りますようお願い申し上げまして、
委員長報告を終わります。
4
◯議長(
菱沼和幸君) 以上で
委員長報告は終わりました。
これより
委員長報告に対する
質疑を行います。
質疑は
挙手によりこれを許します。
質疑はございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
5
◯議長(
菱沼和幸君) ないようですので、以上で
審査の
経過と結果に対する
質疑を終結いたします。
これより
討論に入ります。
討論は
通告の順によりこれを許します。
12番・
小松豊正君。
〔12番・
小松豊正君
登壇〕
6 ◯12番(
小松豊正君) おはようございます。12番、
日本共産党の
小松豊正です。
議案第81号・
令和4年度
石岡市
一般会計補正予算(第8号)、
複合文化施設整備事業、
測量委託料591万8,000円、
地質調査委託料3,792万8,000円、合計4,384万6,000円について、
反対する
討論を行います。
反対の
理由の第1に、
補正予算というものは、
一般会計予算では対応できない緊急特別な事態の中で出されるものであり、この
補正予算には提出する
妥当性がないことです。
第2に、この
補正予算は、
複合文化施設整備事業費122億7,620万8,000円のほかにかかるものであり、これは
石岡市の
財政が枯渇する危険があることです。
第3に、
駅東地区については、
地盤の
軟弱性、
交通渋滞が指摘されている中で、この
補正予算を認めることは、
市民の理解が得られないことです。
第4に、これだけ
駅東地区とPFI(
民間企業の資金とノウハウを投入する)
手法に、
市民の
反対の声、疑問の声が上がっているわけですから、少なくともこの
事業はストップし、白紙に戻してやり直すべきであります。
以上、
議員各位の
賛同をお願いいたしまして、
議案第81号・
令和4年度
石岡市
一般会計補正予算(第8号)に
反対する
討論といたします。
7
◯議長(
菱沼和幸君) 次に、21番・
高野 要君。
〔21番・
高野 要君
登壇〕
8 ◯21番(
高野 要君) 21番・
高野です。私は、
議案第81号・
令和4年度
石岡市
一般会計補正予算(第8号)に
反対の
立場から
討論をさせていただきます。
今回のこの
補正予算は、
複合文化施設建設に伴う
石岡駅
駅東地区の
測量と
地質調査に要する
経費であります。
まず、
測量委託料591万8,000円についてです。
この
測量設計委託料については、既に図面が作成されている中で、その
資料を
参考にしながら進めることもできるのではないかと思う次第です。
次の
地質調査委託料3,792万8,000円についても、既に
駅庁舎の
建設の際に
ボーリング調査を行っております。こちらもそれを
参考にすればよいのではと思っております。
どちらの
経費も今後の
サウンディング調査などを行う際に必要なものとありますが、どちらもそこまで詳細な
データがないと積算できないのか。わざわざ今回のような費用を計上しなくても、今ある
資料である程度の算定はできるのではないかと思う次第です。
また、このような
予算を計上してくるということは、現在、
複合文化施設建設特別委員会で
協議を行っており、
建設地についても、
市執行部と
協議、
執行部と
議会とで
協議をしているさなかに
執行部から
駅東地区で建築を進めるような
補正予算を提出してくるこのこと自体、
議会の
意見を無視しているものではないかと
判断するものであります。
いずれにしましても、この
議案81号で要求されている
測量設計委託料、
地質調査委託料については、もっと
協議を行った上で、本来必要となるべきときに必要な
予算を上程すべき内容であると思う次第です。
議員各位におかれましては、
議案第81号・
令和4年度
石岡市
一般会計補正予算(第8号)について、
反対の意思を明らかにしていただくことをお願い申し上げまして、私の
反対討論といたします。
9
◯議長(
菱沼和幸君) 以上で
討論を終結いたします。
これより
採決に入ります。
議案第81号・
令和4年度
石岡市
一般会計補正予算(第8号)を
採決いたします。
本案の
採決は、
電子採決により行います。
本案に対する
委員長報告は否決すべきものでございます。よって、可を諮る原則に従い、
原案について
採決いたします。
本案は
原案のとおり決することに
賛成の
諸君は
賛成ボタンを、
反対の
諸君は
反対ボタンを押してください。
〔
ボタン押下〕
10
◯議長(
菱沼和幸君)
ボタンの押し忘れはございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
11
◯議長(
菱沼和幸君) 押し忘れ
なしと認め、これをもって
採決を確定いたします。
賛成少数であります。よって、
本案は否決されました。
〔「
議長、
動議」と呼ぶ者あり〕
12
◯議長(
菱沼和幸君) 7番・
石橋保卓君。
〔7番・
石橋保卓君
登壇〕
13 ◯7番(
石橋保卓君)
複合文化施設建設について慎重な
判断を求める
決議案を、
地方自治法第112条及び
石岡市議会会議規則第13条第2項の
規定により提出いたします。
提出者、
石橋保卓。
賛成者、
川井幸一。
以上であります。
14
◯議長(
菱沼和幸君) 暫時
休憩いたします。
午前10時15分
休憩
──────────────────────
午前10時24分再開
15
◯議長(
菱沼和幸君)
休憩前に引き続き
会議を開きます。
ただいま7番・
石橋保卓君から、
複合文化施設建設について慎重な
判断を求める
決議に係る
動議が提出されました。
本
動議については、所定の
賛成者がありますので
成立いたしております。よって、本
動議を
日程に追加いたし、直ちに
議題とすることについて
採決いたします。
この
採決は、
電子採決により行います。
本
動議を
日程に追加いたし、直ちに
議題とすることに
賛成の
諸君は
賛成ボタンを、
反対の
諸君は
反対ボタンを押してください。
〔
ボタン押下〕
16
◯議長(
菱沼和幸君)
ボタンの押し忘れはございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
17
◯議長(
菱沼和幸君) 押し忘れ
なしと認め、これをもって
採決を確定いたします。
賛成全員でございます。よって、本
動議を
日程に追加し、直ちに
議題とすることは可決されました。
──────────────────────
追加日程 決議案第15号
18
◯議長(
菱沼和幸君)
複合文化施設建設について慎重な
判断を求める
決議を
議題といたします。
これより
提出者から
提案理由の
説明を求めます。
7番・
石橋保卓君。
〔7番・
石橋保卓君
登壇〕
19 ◯7番(
石橋保卓君) 7番・
石橋保卓です。
複合文化施設建設について慎重な
判断を求める
決議案について、
提案理由の
説明をいたしたいと思います。案文の朗読をもって
説明に代えさせていただきます。
現在、市が進めようとしている
複合文化施設建設に対し、
市議会は
令和4年6月
定例会で
複合文化施設建設特別委員会を設置し、これまで集中的に
審議をしてきたところであります。
これまでの
委員会審議の中で判明いたしましたのは、
審議の
基礎となる
会議資料の不備や、
委員の
疑問点を解消できるだけの十分な
説明がないことに加え、
執行部内においても
事業担当部局と
財政部局の連携が十分に図られていないことや、
事業を早く前に進めようとするあまり、拙速と言わざるを得ない
執行部の進め方であります。
また、
整備基本計画案に記載された
建設場所及び
事業手法の選定についても、
運営事業者に対するプレサウンディングの結果を
判断材料としたとのことでありますが、
市民の
利便性第一ではなく、
運営事業者の利益を優先するあまり恣意的な
計画となっているのではないかとの疑念が払拭できないものであります。
市議会としても、現在閉館となっている
市民会館について、新たな活動の場を要望する
市民の声があることは
十分認識をしており、できるだけ早く
施設を造りたいという
執行部の考えも理解できる
部分はあるわけでありますけれども、
概算事業費とはいえ、既に本
庁舎建設工事の約70億円を大幅に上回る約122億円という
事業規模となっており、
イニシャルコストだけではなく、
ランニングコストも膨大であります。かじ取りを誤れば、
石岡市の今後の命運が左右されかねず、本
事業が未来の
石岡市民にとって負の遺産とならないよう、慎重の上にも慎重を期して
判断していくべきものであり、その対応を
執行部に強く求めるものでございます。
以上が
提案理由の
説明でございます。
どうか
議員の
皆様方におかれましては、趣旨にご
賛同の上、議決を賜りますようお願いを申し上げます。
以上で終わります。
20
◯議長(
菱沼和幸君) 以上で
提案理由の
説明は終了いたしました。
これより
質疑を行います。
質疑は
挙手によりこれを許します。
なお、
質疑を行う
議員におかれましては、
質疑の前に
一括方式と一問一答
方式のいずれを選択するか、あらかじめ発言願います。
質疑はございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
21
◯議長(
菱沼和幸君) ないようですので、以上で
質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。
本案については、
会議規則第35条第3項の
規定により、
委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
22
◯議長(
菱沼和幸君) ご
異議なしと認め、さよう決しました。
これより
討論に入ります。
討論は
挙手によりこれを許します。
なお、
討論は、
原案に
反対の
討論から始め、
賛成討論、
反対討論と交互に行います。
初めに、
反対の
討論はございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
23
◯議長(
菱沼和幸君) 次に、
賛成の
討論はございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
24
◯議長(
菱沼和幸君) ないようですので、以上で
討論を終結いたします。
これより
採決に入ります。
複合文化施設建設について慎重な
判断を求める
決議を
採決いたします。
本案の
採決は、
電子採決により行います。
本案に
賛成の
諸君は
賛成ボタンを、
反対の
諸君は
反対ボタンを押してください。
〔
ボタン押下〕
大変にお疲れさまでした。
午前10時43分閉会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
地方自治法第123条第2項の
規定により署名する。
議 長 菱 沼 和 幸
署名
議員 池 田 正 文
署名
議員 岡 野 孝 男
Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...